コロナ禍の中国渡航①

忘備録
この記事は約8分で読めます。
ブログランキング・にほんブログ村へ

今回は忘備録として、コロナ禍に家族3人で中国へ渡航した際の経験について記したいと思います。

まず私たちの渡航は単身ではなく、妻と一歳になったばかりの娘が一緒に渡航をする必要があったことから相当な不安と準備をしての渡航となりました。

一か月の日本への一時帰国を終え2月のANA便で上海に渡航するために準備するべきことを下記に紹介します。

ポイント
  • 渡航前の感染対策 =>すごい重要
  • 7日前の中国大使館指定の病院でのPCR検査
  • 2日前の中国大使館指定の病院でのPCR検査&抗体検査(ダブル検査) =>2/28より渡航3日以内に2回のPCR検査が必要となりました。
  • ダブル検査結果、およびその他書類のアップロード
  • フライト前24時間以内の健康コードの取得 =>これは事前準備していても空港で再度やらされます。

渡航前の感染対策

皆さん一番気を遣うところだと思いますが、一時帰国中や新規赴任前の皆様は感染対策のために1か月程度は最新の注意を払って日本での生活を行う必要があります。日本ではウィズコロナへの転換が成され少しずつマスクなしの通常な生活が戻ってきているところで、私も2年ぶりにの帰国に心躍りながら帰国をしましたが、ちょうど蔓延防止法施行されておりましたので、遊びまわることなく感染することなく無事に渡航することができました。

一番危険な瞬間は私は地方住みであったため7日前と2日前の検査で東京まで移動する必要があったということです。

https://www.mfa.gov.cn/ce/cejp//chn/lsfws/lstx/P020210329600257579599.pdf

中国の指定病院の中にはもちろん地方にもありますが、受取までに数日要するものであったり、一回の検査費用が高額であったり何より7日前の日曜日に検査不可であったりと本当にやる気があるのかと思うような病院ばかりでとても実用的な病院が無かったことが東京の病院を選択した理由になります。

東京にはいくつか休日対応、即日発行、2日前と7日前のセットで割引でのプランを用意している病院があります。

7日前の中国大使館指定の病院でのPCR検査

渡航の7日前に中国大使館の指定検査病院でPCR検査を受ける必要があります。大使館にメールで確認したところ絶対に7日前にPCRテストを行ってくださいとのことでした。できない場合はフライト日を変えてくださいというような反応でした。 (例:フライト日が日曜日の場合、前週の日曜日に検体採取)

私たちは東京恵比寿にあるTMSクリニックにて受診しました。日曜日に即日発行してくれる病院です。TMSクリニックの詳細については下記よりどうぞ。

中国渡航 即日 PCR 検測 中国大使馆指定格式阴性证明书 » 【公式】東京TMSクリニック:TMS治療専門医療機関
渡航用PCR検査 公的医療保険は適用されません 恵比寿 東京TMSクリニックしんみつビル6階 JR恵比寿站 1

午前中のテストで、夕方16時30分までには検査結果を発行してくれたので地方住みの人でも当日に自宅まで戻ることができます。当日受け取りのためには11:30-13:45の間に受診する必要があるそうなのでお気を付けください。

TMSクリニックの予約はネットでの事前予約、事前クレジットカード登録支払いで現地での支払いはありません。PCR検査時に領収書の発行等をお願いするのが一番よさそうです。予約時に登録したメールに予約確認書が届き、そこからキャンセルも可能です。

またTMSクリニックさんでは2日前、7日前の検査をセットで行うと割引がありますので、探すのが面倒な人はここで一括で対応してもらうのが一番良いかもしれません。

当日恵比寿駅から徒歩数分の病院で検体の採取を行いました。

鼻からの綿棒での採取で、大人も子供容赦なく両鼻ぐりぐりされて娘は大泣きしていてかわいそうでした。

2日前の中国大使館指定の病院でのPCR検査&抗体検査(ダブル検査)

現在は渡航3日以内の2回のPCR検査が必要となったようですが、私たちが渡航した時は2日前のダブル検査を求められていたので、今回は銀座のGクリニックにて検査を行いました。

PCR検査(中国渡航用陰性証明書)|東京銀座のGクリニック
PCR検査(中国渡航用陰性証明書)についてのご紹介です。銀座駅徒歩2分の東京銀座の再生医療・予防医療のGクリニック。

この病院は日曜日は休診でPCRテストを行っておらず、2日前に東京入りして、万が一のPCR検査失敗の可能性に備えており(失敗しても1日前に再度テスト可)、 3人以上でPCR検査を行うと割引があったので、TMSクリニックのセット料金よりも安く済ませることができました。Gクリニックさんにしました。価格については現在は競争が激しくなっているのか、さらに安い価格に設定がされているようなので、いろいろ探してみるといいかもしれません。

7日前のPCR検査テストに+血液採取での抗体検査を行い両方の検査結果が陰性である必要があります。

抗体検査は大人は腕か、娘は指からの採血を行い検査を行いました。東京ホテルに宿泊後翌日の朝一で結果受け取りに行きました。朝は検査結果受け取りに人から呼ばれて受付で検査結果を伝えられて終わりです。

妻と私は中国にて中国製のワクチンを2回接種済みで、かつ一時帰国中に日本でモデルナ(妻はファイザー)のワクチンを1回接種しており抗体検査でどのような結果が出るのか少しドキドキしていましたが、結果は陰性でした。一時帰国中の接種が7日前のPCR検査より14日以上前に行っており、2回目の接種が間隔をあけることができないので断念しておりました。

これは私の予想ですが抗体にはIgMの抗体の有無を見ているのでしょうね。私と妻は中国ワクチン接種の一か月後くらいに抗体検査をしておりますが、IgG抗体の陽性が確認できていました。なので今回日本でのRNAワクチン接種後に一時的にIgM抗体も再度上昇したはずですが、2週間以内に陰性になったと予想されます。

一時帰国中にRNAワクチンの接種を検討されている方は参考にしてみてください。私はがっつりモデルナアームと腕の痛みと発熱を経験しました。

ダブル検査結果、およびその他書類のアップロード

病院でのダブル検査結果取得後、フライト別の締め切り時間までに必要書類をアップロードする必要があります。

最新情報の確認は下記サイトをご覧になるといいと思います。

【日本→中国 / 各種準備】①7日前検査②経過観察③搭乗3日以内に2回PCR④前日20時までにアップロード
速報【日本→中国 / 各種準備】①7日前検査②経過観察③搭乗3日以内に2回PCR④前日20時までにアップロード

私が用意した書類は下記になります。

  • パスポートの顔写真入りのページ写真
  • 居留証のページ
  • Eチケット
  • ダブル陰性証明 =>病院でもらう
  • 7日前からの自己健康状況観察表=>ネットからダウンロード
  • 7日前のPCR検査陰性証明=>病院でもらう
  • 免許証写真(子供は住民票)
  • 中国のワクチン接種記録
  • 新冠疫苗接种声明书 (ワクチン接種記録が正式なものでない場合、もしくは海外で接種した場合)

この中で一番よくわからなかったのは最後のワクチン接種記録です。

中国渡航にはワクチン接種は必須ではないですが、抗体検査を行う関係上ワクチン接種をしていたら陽性になる可能性があり、ワクチン接種によるものという証明を行うためにワクチン接種記録の提出を行うものと思っていました。ただし今回の抗体検査では陰性という証明が出たためこのワクチン接種証明は本当に必要だったのかという疑問があります。

中国のワクチン接種記録は支付宝などから確認する健康コードの所から確認できるデジタルの接種記録や、実際にワクチン接種会場で接種したことを証明する紙一枚の接種記録や、旅行者用に発行されるワクチン記録(なぜか妻のやつは発行できなかった)などいろいろなタイプの接種記録があります。旅行者用の接種記録が用意できれば安心だと思っていましたが、妻の接種記録のデータは支付宝の健康コードからは確認できるのに、旅行者用の正式なワクチン接種証明を発行してくれるところではデータの確認ができなかったので、焦りました。

妻の接種記録はワクチン接種会場でもらった紙の記録しか用意ができなかったので、大使館にこのデータが使えるか確認したところ、このデータに下記のレターを追加で提出すれば問題ないとの返答をもらえました。

中国ワクチンの接種記録が正式なものを提出できない場合に備えてこの書類も用意しておくのがいいと思います。

全ての書類の提出を締切時間前に家族3人分の3回同じように繰り返し行い提出を行い、無事に認証が完了するのを待ちます。私の場合は、提出書類に間違いあることに締切一時間前に気づき、妻と子の認証がOKとなった後に再度提出を行いましたが、成田エクスプレスの中で提出を行い20分くらいでOKの状態になりました。(私だけ認証がない状態だったので内心は気が気じゃなかった。。。。)

正式な旅行者用ワクチン接種証明書

旅行者用ワクチン接種証明書

Wechatのミニプログラムで防疫健康コード国際版と検索して表示されるページで赤枠部分をクリックしてWechatの登録をすれば、記録がある場合表示されます。私の場合はワクチン接種記録は出ましたが核酸検査記録は表示されませんでした。(なぜかよくわかりませんがパスポート番号での管理でなく、登録した時の名前が漢字、アルファベットだったりという条件で違うのかもしれません。)

フライト前24時間以内の健康コードの取得

健康コードの取得は前日に行っていましたが、当日チェックインの後に再度させられたのでやっていなくても問題ないと思います。前日に自分で

健康コードの取得は前日に行っていましたが、当日チェックインの後に再度させられたのでやっていなくても問題ないと思います。前日に自分でやった時は結構適当に入力をしていましたが、当日ANAのスタッフが確認しながら再度登録させられた時にはいろいろ間違いがありまして、それを直しながら再度提出という形になりました。

ここまで来たらあとは飛行機に乗るだけなので、中国に無事に到着するよう祈るのみです。

中国到着後の手順についてはまた別に書くようにします。

それでは。

タイトルとURLをコピーしました