しばらく前に中国銀行カードからモバイルSuicaへのチャージ方法が話題になってたので、そのやり方を解説します。
私の携帯はiPhoneなので、iphone使用者のみを対象とします。円安のうちに少しだけでも元を円に換えましょう。 (上限は2万円まで)
この手法は中国だけでなく各国の海外銀行に紐づいているクレカやデビットカードでも応用ができると思いますので、海外駐在の方は帰国できないうっぷんを少しでも晴らすために円安をエンジョイしましょう。
本当に書きたかったブログはこの記事内容ではなくて、このモバイルSuicaチャージしたものの使い道だったのですが、チャージする方法がわからない人がいるかもしれないので書きました。
使い道の内容についてはまた今度書きます。
中国銀行カードからモバイルSuicaへのチャージ手順は下記の流れです。
- 銀行カードをApple Payに登録
- Suica appをダウンロード
- Suicaのカード持っている人はカードをモバイルSuicaに登録
- モバイルSuicaに中国銀行カードからチャージ
必要なものは下記の通りなので揃わない人は残念ですが諦めて下さい。
- iPhone
- 中国銀行のデビットカード(クレジットカード) =>一応デビットからの入金は失敗した場合に返金が大変なので正式には認められていないようです。が私は入金可能でしたので、やる場合は自己責任でお願います。(2021/6/14追記)
- 発行済みのSuicaカードの実物もしくは 発行済みのSuicaがない人は日本のクレジットカード
中国銀行カードをApple Payに登録
私は結構前に登録しているのですが記憶が正しければ、ウォレットに登録したカードからApple Payで支払いをする場合、セキュリティ強化のため、携帯のロック解除に4桁のパスワードが使えなくなり、新しいパスワードを登録するように要求されて携帯によっては(4)6桁から8桁のパスワードを要求されるようになるので、気を付けてください。
またSuicaに入金した残金は有効期限があります。10年間全く利用しない場合は残金がなくなってしまうので、いま心配してもしょうがないかもしれないですが、気を付けましょう。アプリを開くだけで利用したことになるようですが、未検証です。
iPhoneには標準でウォレットアプリが入っておりますので、開いてください。
コレ↓
このAppを開くと左上に+があるので+をクリック
利用可能なカードというリストが出てくるので、クレジットカードなどを選択。
使用するカードを用意して、「カードをスキャンまたは追加する」のボタンをタップ。
私は浦発銀行のデビットカードを登録に使用しました。(クレジットカードをお持ちの方はクレジットカードでもOKです。)
下記の様にスキャン画面が出てきますが、読み取れない場合があると思うので、画面下のカード情報を手動で入力をタップ。
そうすると、登録名とカード番号を聞かれるので記入して次を押すとさらに必要情報を登録するページに飛ぶと思うので、そこで追加情報を記入すれば、登録完了。
登録完了したカードは、ウォレットアプリ開いたところに表示されるはずです。
Suica Appをダウンロード
中国銀行カードをApple Payに登録を終えたはApp StoreからSuicaアプリをダウンロードしてください。普通に検索に『suica』と入れれば、表示されます。
Suicaのカード持っている人はカードをモバイルSuicaに登録
ダウンロードした方はAPPを開くと下記画面が表示されます。(カードを登録していない人はSuicaの絵は表示されないかもしれません。)同じく右上の+のボタンをタップして、カード追加の画面に飛びます。
カードの発行方法は2種類あり、
1)新規カード(デジタル)のをアプリから発行
2)既存の発行済みのSuicaカードを読み込んでデータを移行する。
です。どちらか好きな方を選んでください。
私はカード式のSuicaを持っていたので、カードのデータを移行しました。
ここで注意しなければならないことはカードを移行すると、以前使用していたカードの残高は携帯側に移動し使用不可になります。カード購入時にデポジットを500円払っていますので、返却すれば500円戻ってきますのでカードは捨てずにとっておきましょう。
=>物理カードからの取り込みの場合、デポジット分の500円は残高に入ってきますので、返却の必要がありません。とのことで訂正頂きました。(2022/06/14訂正)
1)新規カード(デジタル)のをアプリから発行
アプリから新規カードを発行する場合は、上のタブで『アプリでの発行』を選んで下の発行手続きに進んでください。私はこの方法でやってないので、これから先の手順に不正確な情報あるかもしれないのですが書いてあるのを読むと1000円チャージが必要とのことです。途中までやってみたところ、中国のデビッドカードでは新規カードの発行はできず他の日本のクレジットカードからしかアプリでの新規発行はできないようでした。
2)既存の発行済みのSuicaカードを読み込んでデータを移行する。
既存のSuicaをお持ちの場合はこの方法がお勧めですが、最初に行ったようにカードは残高が携帯に移動して無効になりますのでお気を付けください。またお手元に実際のカードが必要になります。
Suicaアプリから飛ぶ場合、+を押した後に上の部分のカード取り込みタブを選択し、下の発行手続きを押してください。
Suicaアプリから行ってもいいですが、先ほどのウォレットアプリの追加のところでクレジットカードなどの下に『交通系ICカード』とあるので、そこからいってもOKです。
交通系ICカードをタップすると、追加可能な交通カードが出てくるので、そこから日本のSuicaを探してタップし、次のページで、カードをスキャンまたは追加するをタップし=>お手持ちのカードを追加をタップしてください。
裏面右下の番号の末尾4桁とカードを購入した時に登録した生年月日を記入します。
その後、カードの上にiPhoneを置き残高情報を転送します。(これには数分かかることもあります)
無事に転送が終われば、ウォレット画面にSuicaが追加されています。もともとのカードに残っていた残金も携帯の中に移動しています。
実物のカードは使用不可になっています。これを返却したらデポジット500円が返却されるようですので、日本に帰国した際にJR東日本の駅で緑の窓口にご返却ください。
=>物理カードからの取り込みの場合、デポジット分の500円は残高に入ってきますので、返却の必要がありません。とのことで訂正頂きました。(2022/06/14訂正)
Apple Pay登録後のカード扱いについての正しいリンクはコチラ
モバイルSuicaに中国銀行カードからチャージ
ウォレットにSuicaが追加できた人はウォレットの中のSuicaをタップするとチャージというボタンが出てくるはずです。(Suica Appからもチャージできます)
Suicaを追加したばかりの人はカードに残っていた残高がここに表示されます。
チャージボタンをタップして追加したい金額を打ち込み、右上の追加するボタンを押します。
上限金額は20000円ですので、それ以上になる金額を打ち込もうとするとできませんが、テンキーの上に最大値を使用というボタンが出るので、上限でチャージしたい人はこのボタンを押すと現在の入金額と最大値(2万円)の差額が自動で計算されるので右上の追加するボタンを押してください。
=>一応デビットからの入金は失敗した場合に返金が大変なので認められていないようです。が私は入金可能でしたので、やる場合は自己責任でお願います。またカードによっては一日の入金上限もあるとの情報を頂きました。(2021/6/14追記)
次の画面で注意すべき点が一点あります。
支払いに使いたい中国の銀行カードしか登録されていない場合、そのままサイドボタンをダブルクリックして支払いにすすんでOKですが、他のカードをウォレットに登録している場合、ここの部分が他のカード情報になっている場合があるので気を付けましょう。(私は一度日本のクレジットカードで無駄にチャージしました。)
中国のカードになっていない場合は、ここをタップして、中国カードを選択し、ちゃんと『戻る』ボタンで戻ってください。
そうすると支払いに使うカードが中国のカードに変更されます。選んだあとに画面上部をタップして戻ると変更されませんのでご注意ください。
パスワードか、Face IDで認証が終われば、入金が完了して、残高が更新されているはずです。
直後に登録しているSMSに引き落としの連絡があります。
以上が中国の銀行カードからモバイルSuicaにチャージする方法になります。
モバイルSuicaへの入金は上限が2万円までなので、中国にいて恩恵を受けながら使う方法がないか考えた結果を次のブログに書きます。
後日アップ予定です。
また使い道について皆様の良いアイデアがあれば教えて下さい。
↓続き
人気記事