蘇州市の海外からの輸入貨物対応②

仕事
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先日も書きましたが3/29付で苏园防控企导组〔2022〕12号で蘇州政府からあらたな規制が発効されてさらに厳しい対応を求められることになりました。当方中国語があまりできないのでなんとなくしか理解できていないかもしれないので、一応原文もご自身で読んでみてください。

重点人員について

現在海外からの輸入貨物を扱っている弊社は、貨物の輸入ごとに重点人員として貨物の荷下ろしにかかわるスタッフを登録しており、現在は月2-3回のコンテナ貨物、エア貨物の輸入をしております。

ここで問題となるのは重点人員として登録されたスタッフですが、、、

弊社の重点人員は貨物到着後、荷下ろし=>指定エリアへの貨物の移動=>消毒=>PCR検査用の検体採取を行っている。

この対応をしたスタッフは新型コロナウイルスが付着した海外貨物に接触した可能性があるため、受け取りから14日間PCR検査を受ける必要があります。これは平日休日祝日関係なく、指定のPCR検査場で行う必要があります。聞いたところによると昼夜の2回検査を受けるタイミングがあるようで、その時間に合わせて出向く必要があります。

これがまた厳しく登録した重点人員が一日でも受けに行けない日があると、企業側は警告文を受けることになります。

ちょっと待てよ…

弊社では月に2-3度入荷があり、だいたい1-2週間間隔で輸入があるから、このまま重点人員として登録された人員はなんと14回x2回=28日x12か月=336回の核酸検査を受ける必要があるということ???

更に土日祝日は本来休みであるのにそんなに拘束されたら文句しかでないでしょ

新たな規制について

従来の核酸検査に加えて新たに必要になった対応が、越境してきたトラックドライバーの管理です。

基本的に輸入品なので、弊社の場合貨物はすべて上海の港もしくは空港からからトラックで届きます。

実は苏园防控企导组〔2022〕12号の前に9号がありますが、その9号の中でトラックドライバーの情報とトラックの情報を登録し、トラックドライバーは弊社に到着後トラックのドアに開封厳禁の封をされ、基本的には降車することはできません。ドア封鎖後写真を撮って管理事務所に送れとかいうドライバーにとっては気の毒なことが書いてあります、

荷下ろしはすべて弊社の責任で行わなければならず、荷台のドアの開閉もすべて弊社スタッフが行う必要があります。

まぁかなりやりすぎだとは思うがこれは何とかなる。

今回12号ではこのトラックドライバーを園区の高速入り口まで監視して高速に乗ったことを確認して写真を撮って送れというものでした。

まじかよ

やろうと思えば何とかなるけどなんだその監視。。。

なんでそんなことまでしなきゃならないだよ。

今回重点管理人員を指定して、こうしためんどくさいことをその人員が行う必要があります。

もちろんこの重点管理人員は核酸検査の義務を負います。

今後の対策について

弊社の場合こうした事態でも相談できる先輩や上司がいない事から、中国人スタッフたちとどのように運用するか誰が重点管理人員になるかなどを話し合う必要があります。

わかってはいるけど誰も人柱になんかはなりたくないし、その気持ちは十分理解できる。

ただここは中国。

金で解決できないことはないのではないかという期待もある。

私「手当あげるから重点管理人員やってよ」

中スタッフ「ぜったいいやだ」

まじか。。。

とりあえず考えるか。。、

今できること

  • フォークリフトの外注人員に身代わりになってもらえるかどうか=>見積もり取得
  • 手当の金額を調整して再度スタッフたちの意向を確認
  • 輸入回数の削減
  • 俺が重点人員になる (もちろんおれも手当を請求)
  • 輸入をしばらくやめる

これぐらいしか考えられへん。

今後の動きについてはまた報告します。

蘇州の皆様頑張りましょう。

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